発明の名称:異種金属の溶接方法
特許の範囲:金属製母材に、母材とは異なる材質の金属で網目等の通孔を形成した板状体を接合する異種金属板の溶接方法において、母材と同一材料でチップを形成し、このチップと母材との間に前記板状体を位置してスポット溶接する事を特許とする異種金属の溶接方法。
発明の効果:母材と同一材料のチップを用いて異種金属を母材とチップでサンドイッチした状態でスポット溶接を行うようにしたものであるから、金網等が溶解して溶接不能となることがなく、チップが母材と一体に溶着し、溶融したチップ内に金網等の一部が埋め込まれような形で母材と金網等を接合することができるため、電子機器の電磁遮蔽部材、ノイズフィルター等の特殊な金属部材の溶接が容易に可能となる。
チップはスポット溶接時にすべて溶融するため、接合部分の仕上がりは非常に綺麗なものとなるのも特徴である。